10北上川点描

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１０年　北　上　川　点　描
04/28update
今期最後のアユ釣行地元盛岡の北上川不来方橋下流・新幹線下で行う。１１日降雨の影響が残ってやや増水・笹濁りの中、野アユの追いはまだまだ健在で僅かな時間で１７匹をモノにした。（10/09/18撮影）画像クリックで拡大
県南部北上川のアユはやはりというか、数・型ともにやや不漁だった昨年を大きく下回る釣果で、好調だった０６～０８年の面影はすっかりなりを潜めてしまった。普通数の少ない年は大型アユが期待できるものだが、今年は遡上が遅かった上に、シーズンに入ってから長引く増水赤濁りが四度も襲ってアユの成長を妨げたようだ。写真は奥州市小谷木橋下流での２時間の釣果。（10/08/28撮影）画像クリックで拡大
北上川本流の赤濁りは本日で３日目。北上川最上流の岩手町では１７日晩の集中豪雨で土砂崩れや川岸の損壊、民家への浸水被害が出たという。昨日の柳の下を狙って、午後雫石川と北上川の合流点へと向かう。昨日さんざん抜いたあととあって追いは今ひとつだったが、ほぼ同サイズのアユが１１匹獲れた。こころなしか痩せてきたようにも見える。（10/07/20撮影）画像クリックで拡大
国指定史跡の胆沢城は胆沢川と北上川とに挟まれた所にあり、東京ドーム９個が入るほどの規模といわれるが現在大部分は田畑となっている。802年坂上田村麻呂により築城、程なく多賀城から鎮守府を移し、後三年の役のころまで約１５０年間蝦夷支配の中心となった。平場という立地条件から軍事拠点よりも政庁としての意味合いが強かったと思われる。写真は城の敷地内にある鎮守府八幡宮。現社殿は1811年に造営されたもの。（10/06/20撮影）画像クリックで拡大
今期最終の遡上調査に行って来ました。遡上距離はあまり伸びてはいないものの、遡上数は前回２週前よりも明らかに増え、ようやく平年並みに達したよう。写真は小谷木橋下流のナメ。岸寄り２ｍの幅で新ナメが比較的密に観察される。観測地点（下流から）　ナメ数　サイズ奥州市小谷木橋下流　　　　中　　中奥州市桜木橋上流　　　　　多　　中奥州市金ヶ崎橋上流　　　　中　　大北上市六原カーブ　　　　　少　　大花巻南大橋下流　　　　　　極少　中花巻市銀河大橋上流　　　　少　　中（10/06/20撮影）画像クリックで拡大
日本の音風景百選にも挙げられているチャグチャグ馬コだが、着飾った姿は一級の被写体でもある。本日仕事が早めに終了したので撮影に行って来ました。写真は中津川河川敷に集結するところ。３０枚ほど撮ったが、一枚で皆さんに伝えようとすると、使えるのは１～２枚しかない。（10/06/12撮影）画像クリックで拡大
一関市舞川地区の遊水地展望台から上流平泉方面を望む。手前に見えるのは東北新幹線北上川第一橋梁。この日は快晴無風で軽く霞がかかって、見通しはあまり利かなかった。こんな日は決まって気温がぐんぐん上昇する。午後の帰宅時、盛岡では２５℃まで達した。（10/06/06撮影）画像クリックで拡大
今期２度目の遡上調査に昨日行って来ました。２週間前に比べ、遡上数・遡上距離共に平年並みまで回復しそうな模様。写真は小谷木橋下流のナメ。観測地点（下流から）　ナメ数　サイズ奥州市赤生津橋下流　　　　少　　小奥州市藤橋下流　　　　　　少　　小奥州市小谷木橋下流　　　　中　　中奥州市桜木橋上流　　　　　少　　中奥州市金ヶ崎橋上流　　　　少　　中北上市六原カーブ　　　　　極少　中花巻南大橋下流　　　　　　なし（10/06/06撮影）画像クリックで拡大
奥州市前沢区にある白鳥舘を北上川東岸から望む。天然の要害で前九年の役のころ安倍則任が居城していたところ。今年は春の低気温がひびいて、遙か彼方の焼石連峰には未だ残雪が多く残っている。この日は気温がぐんぐん上昇し、盛岡で２７℃まで達した。（10/05/22撮影）画像クリックで拡大
今年はじめての遡上調査に昨日行って来ました。奥州市小谷木橋下流のナメは例年より遙かに少なく小さなナメがチラホラとしか観察されない。今のところアユの天然遡上は大幅に遅れて岩手県内にはまだ数えるほどしか遡っていない模様。観測地点（下流から）　ナメ数　サイズ奥州市赤生津橋下流　　　　極少　小奥州市藤橋下流　　　　　　極少　小奥州市小谷木橋下流　　　　極少　小奥州市桜木橋上流　　　　　なし（10/05/22撮影）画像クリックで拡大
昨年より14日ほど遅れて石割桜が４月30日やっと満開を迎えた。12月から２月までは降雪は多かったわりに、寒冷はさほど厳しくなかったが、３月以降は一転して冬に逆戻りしたかのような日々が目立ち、典型的な三寒四温の気候がずっと続いた。これが北上川の天然遡上にとって吉凶いずれとでるか、気もそぞろなこのごろである。（10/05/01撮影）画像クリックで拡大
盛岡市から南へ30kmの花巻市マルカンデパート６階の展望食堂は３階建てソフトクリーム140円で有名。写真はフロア中央から窓際に向けシャッターを切ったもので、全フロアの約３分の１。広角カメラでお見せできないのが残念なほどのこの賑わいは、昭和３０年代を彷彿とさせる。今やデパートの食堂でこれだけの客が来るところは滅多にないだろう。（10/04/04撮影）画像クリックで拡大

１０年　北　上　川　点　描
04/28update
今期最後のアユ釣行地元盛岡の北上川不来方橋下流・新幹線下で行う。１１日降雨の影響が残ってやや増水・笹濁りの中、野アユの追いはまだまだ健在で僅かな時間で１７匹をモノにした。（10/09/18撮影）画像クリックで拡大
県南部北上川のアユはやはりというか、数・型ともにやや不漁だった昨年を大きく下回る釣果で、好調だった０６～０８年の面影はすっかりなりを潜めてしまった。普通数の少ない年は大型アユが期待できるものだが、今年は遡上が遅かった上に、シーズンに入ってから長引く増水赤濁りが四度も襲ってアユの成長を妨げたようだ。写真は奥州市小谷木橋下流での２時間の釣果。（10/08/28撮影）画像クリックで拡大
北上川本流の赤濁りは本日で３日目。北上川最上流の岩手町では１７日晩の集中豪雨で土砂崩れや川岸の損壊、民家への浸水被害が出たという。昨日の柳の下を狙って、午後雫石川と北上川の合流点へと向かう。昨日さんざん抜いたあととあって追いは今ひとつだったが、ほぼ同サイズのアユが１１匹獲れた。こころなしか痩せてきたようにも見える。（10/07/20撮影）画像クリックで拡大
国指定史跡の胆沢城は胆沢川と北上川とに挟まれた所にあり、東京ドーム９個が入るほどの規模といわれるが現在大部分は田畑となっている。802年坂上田村麻呂により築城、程なく多賀城から鎮守府を移し、後三年の役のころまで約１５０年間蝦夷支配の中心となった。平場という立地条件から軍事拠点よりも政庁としての意味合いが強かったと思われる。写真は城の敷地内にある鎮守府八幡宮。現社殿は1811年に造営されたもの。（10/06/20撮影）画像クリックで拡大
今期最終の遡上調査に行って来ました。遡上距離はあまり伸びてはいないものの、遡上数は前回２週前よりも明らかに増え、ようやく平年並みに達したよう。写真は小谷木橋下流のナメ。岸寄り２ｍの幅で新ナメが比較的密に観察される。観測地点（下流から）　ナメ数　サイズ奥州市小谷木橋下流　　　　中　　中奥州市桜木橋上流　　　　　多　　中奥州市金ヶ崎橋上流　　　　中　　大北上市六原カーブ　　　　　少　　大花巻南大橋下流　　　　　　極少　中花巻市銀河大橋上流　　　　少　　中（10/06/20撮影）画像クリックで拡大
日本の音風景百選にも挙げられているチャグチャグ馬コだが、着飾った姿は一級の被写体でもある。本日仕事が早めに終了したので撮影に行って来ました。写真は中津川河川敷に集結するところ。３０枚ほど撮ったが、一枚で皆さんに伝えようとすると、使えるのは１～２枚しかない。（10/06/12撮影）画像クリックで拡大
一関市舞川地区の遊水地展望台から上流平泉方面を望む。手前に見えるのは東北新幹線北上川第一橋梁。この日は快晴無風で軽く霞がかかって、見通しはあまり利かなかった。こんな日は決まって気温がぐんぐん上昇する。午後の帰宅時、盛岡では２５℃まで達した。（10/06/06撮影）画像クリックで拡大
今期２度目の遡上調査に昨日行って来ました。２週間前に比べ、遡上数・遡上距離共に平年並みまで回復しそうな模様。写真は小谷木橋下流のナメ。観測地点（下流から）　ナメ数　サイズ奥州市赤生津橋下流　　　　少　　小奥州市藤橋下流　　　　　　少　　小奥州市小谷木橋下流　　　　中　　中奥州市桜木橋上流　　　　　少　　中奥州市金ヶ崎橋上流　　　　少　　中北上市六原カーブ　　　　　極少　中花巻南大橋下流　　　　　　なし（10/06/06撮影）画像クリックで拡大
奥州市前沢区にある白鳥舘を北上川東岸から望む。天然の要害で前九年の役のころ安倍則任が居城していたところ。今年は春の低気温がひびいて、遙か彼方の焼石連峰には未だ残雪が多く残っている。この日は気温がぐんぐん上昇し、盛岡で２７℃まで達した。（10/05/22撮影）画像クリックで拡大
今年はじめての遡上調査に昨日行って来ました。奥州市小谷木橋下流のナメは例年より遙かに少なく小さなナメがチラホラとしか観察されない。今のところアユの天然遡上は大幅に遅れて岩手県内にはまだ数えるほどしか遡っていない模様。観測地点（下流から）　ナメ数　サイズ奥州市赤生津橋下流　　　　極少　小奥州市藤橋下流　　　　　　極少　小奥州市小谷木橋下流　　　　極少　小奥州市桜木橋上流　　　　　なし（10/05/22撮影）画像クリックで拡大
昨年より14日ほど遅れて石割桜が４月30日やっと満開を迎えた。12月から２月までは降雪は多かったわりに、寒冷はさほど厳しくなかったが、３月以降は一転して冬に逆戻りしたかのような日々が目立ち、典型的な三寒四温の気候がずっと続いた。これが北上川の天然遡上にとって吉凶いずれとでるか、気もそぞろなこのごろである。（10/05/01撮影）画像クリックで拡大
盛岡市から南へ30kmの花巻市マルカンデパート６階の展望食堂は３階建てソフトクリーム140円で有名。写真はフロア中央から窓際に向けシャッターを切ったもので、全フロアの約３分の１。広角カメラでお見せできないのが残念なほどのこの賑わいは、昭和３０年代を彷彿とさせる。今やデパートの食堂でこれだけの客が来るところは滅多にないだろう。（10/04/04撮影）画像クリックで拡大