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靴下は化繊の５本指に限る |
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160531 院内誌「あらいぐま通信」に掲載 |
| 僕は、若い頃から、普通の紳士用靴下を履いていると、指の間に湿気が溜まるせいで、指同士がねっとりと張り付いて次第に不快になるのが気になっていました。 一方、普段釣りの時に履くブーツは先割れといって、親指と他の4本の指との間に間仕切りがあり、靴下も親指が独立したものが必要でした。そこで、専用の足袋型ソックスを買って履いてみるとなかなか具合が良い。親指に力が入って踏ん張りが効き、釣り以外の日にも割りと快適に過ごせることがわかりました。それならと、全ての指が独立する５本指ソックスを買い求めたら、一層踏ん張りが効く。ジメッとした感触もなくなってさらに快適性が増しました。 今でこそ5本指ソックスは普通に売られていますが、20〜３０年前だと売っているお店も作業服の専門店などに限られており、しかも綿のソックスがおいてあるくらいの珍しいものでした。数少ないソックスを取っ替え引っ替え使って、すぐ履き潰していたものです。 また、足の裏は思いの外発汗が多くて、綿素材のソックスでは湿気が溜まって冷えの原因となるのが難点。やはり素材は湿気を留めない化繊のものに限りますが、現在でも化繊素材で5本指のソックスはなかなか売られていなくて販売している時期を逃すと当分手に入らないのが悩みどころです。 配偶者に言わせると、「靴下なんて何でもいいじゃない」となるのでしょうが、そうは行かないこだわりがあるんです。 |