戻る

院長のひとりごと 第15回 僕のこだわり1.たばこにテープ

141201 院内誌「あらいぐま通信」に掲載

 僕の家には食器棚の片隅に買い物をしたときのテープが捨てずに貼られています(写真1)。見栄えは悪いけれどタバコを吸う時にテープを探す手間が省けて都合が良いのです。
 今の時代、タバコの話は肩身が狭くて恐縮してしまいますが、僕は一日5〜6本たばこを吸っています。その時は必ず写真2のようにフィルター部分にテープを巻いて吸うようにしてます。外出の時にも必ずテープを巻く作業をしてから出かけています。
 近頃のタバコには、ニコチン・タールを少なくした製品が多いうえに、さらにフィルター部分にぐるりと一周、一列または二列に小さい穴が空けてあるものが多いのです。ところがこれがまるで無駄に空気を吸っているようにスカスカとして、かえってタバコの味わいを損なってしまいます。それを避けるためのテープなのです。これで良い味わいの紫煙を吸うことができます。
 普段一回きりで使い捨てにされるテープも、そのまま捨てられずに2回も使われて嬉しいだろうなと思いながら、僕は一服の時間を楽しんでいます。